2024/03/01 17:58

こんにちはタヌキプランツです。

3Dプリンターを買って植木鉢を作り始めてから丸2年経ったのでこの活動を始めた経緯を書いてみようと思います。


【そもそも植物にハマったきっかけ】

植物にハマったのはコロナ禍になる少し前くらい、結婚して現在の家に引っ越してからです。

引っ越しの際に家具を新調することになり、植物もインテリアとして必要だろうということで、フィカス・ベンガレンシスとモンステラを買ったのが私の植物デビューとなります。

最初にベンガレンシスの葉に触ったときに、思ったより分厚い!裏がフワフワしててかわいい!と植物の生命力を感じたのを覚えています。その後はあっという間に現在のような様子となりました。



部屋のビフォーアフター。改めて見ると面白い。


【3Dプリンターの導入まで】
3Dプリント鉢を最初に知ったのは植物ブロガーのゆるぷさんが作られているSSN鉢を見たときでした。3Dプリンターは製品の試作サンプル作りなどで使うイメージだったので、実用的な製品として販売されているのを見てかなり驚きました。

すぐに自分でも作ってみたいと思ったのですが、3Dデザインやプリンターの知識は全くないし何から手を付けて良いか分からないという状態でした。しばらくはAmazonで3Dプリンターを眺めるだけという期間が続きました。

そんなところ、ゆるぷさんのブログにて初心者に向けた3Dプリンターの始め方という記事が投稿されました。おすすめのプリンターや3Dモデリングに使用するソフトなどが詳しく解説されており、私にとっては非常にタイムリーな記事でした。基本的にブログに書いてある通りの機材を揃え、二万円ほどの3Dプリンターで製作をスタートさせました(販売を開始する時にプリンターは買い替えています)。

ゆるぷブログ
園芸ユーザーのための3Dプリンタ・3Dプリント講座

プリンターを購入してからはひたすら毎日デザインをしてプリントをするということを繰り返していましたが、プリンターの使い方については特に悩むことはありませんでした。これはゆるぷさんの記事に書かれている通りに進めると段階的にレベルアップできるようになっており、内容が本当に素晴らしいということかと思います(3Dプリンターに興味のある人は絶対に読んだ方が良いです)。

このように取り組むきっかけや導入の段階まで、本当に全てゆるぷさんのおかげでした。人生を変えてくれた方と言っても過言ではないくらい。販売開始するタイミングでサンプルをお送りしたところ、ブログでも紹介頂いたりと本当に何と感謝を申し上げれば良いかという状況です。まだ直接お会いしたことがないので、いつかこのアツい感謝の気持を直接お伝えしなくてはと思っております。

↓最初に買ったKingroonのプリンター
↓毎日いろいろな形の試作をしていました。今見ると謎デザインすぎる。サイズ感が分からなくてめちゃくちゃデカいのを作っていたりした。


【振り返ると】
今になって思うと、当時の自分はよくブログを読んですぐに行動できたなと思ってしまいます。
もともと何でも自分でやってみたいと思う性格ですが、この件については特に動き出しが早かった気がします。
3Dプリンター自体は以前から興味があるものだったので、それと植物が結びつけられるという点が始められた動機としては大きかったのかと思います。

何か自分で考えて、突き詰めていく仕事が出来ないかなと考えていたので、結果的に3Dプリンターを使った1人メーカーというスタイルは自分にとても合っているなと感じます。デザイン、製造、梱包出荷、SNS、物撮り、販売と自分でどんな仕事もやって、すべて決断していくのは本当に面白いです。子供が産まれたりと自分の置かれている環境が変化していますが、まずはこの活動を継続していくことを第一目標にしています。

プリンター活動は3年目に突入ですが、人にものを買ってもらう立場になった以上は、製品には責任を持ってしっかりとしたものを作りたいですし、今後はブランドの世界観を強化できるように包材などの細部にもよりこだわりたいと思っています。今年は製作の様子を動画やブログでも発信して、よりタヌキプランツを知ってもらえるような取り組みをして行きたいと思います。

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。